文化・芸術

2013年11月12日 (火)

明治座五月花形歌舞伎2013

4月の新歌舞伎座開場の熱気そのまま、5月に行なわれた「明治座五月花形歌舞伎」から5作品を独占放送する。

市川染五郎、片岡愛之助、中村勘九郎、中村七之助を中心に、花形歌舞伎俳優が豪華競演。

8月は「将軍江戸を去る」「藤娘」「鯉つかみ」ほかをオリジナル副音声解説付きで届ける。

「将軍江戸を去る」は江戸城明け渡しを題材にした、真山青果の3部作のひとつ。

日本の行く末に危機感を持つ幕末の男たちの“熱”が見どころ。

「藤娘」は代表的な歌舞伎女形舞踊の一つで、舞台一面を彩る藤の花が華やかな一幕だ。

そして「鯉つかみ」は、早替わり、宙乗り、本水を使った立廻りといった“ケレン”と呼ばれるダイナミックな演出の詰まった夏芝居。

若さ温れる舞台をお楽しみに。

2013年6月11日 (火)

連獅子

十八世中村勘三郎が子として、そして親として出演した「連獅子」2作品を放送。

獅子の親子の絆を描く「連獅子」は、親獅子が鍛錬のため子獅子を千尋の谷へ突き落とすという伝説を巧みに舞踊化した作品。

6日の放送は1970年5月・歌舞伎座の舞台から。

十七世勘三郎の親獅子、十八世勘三郎(勘九郎/当時)の仔獅子という配役で送る。

若き日の勘三郎とその父・十七世勘三郎の至芸が甦る。

そして7日は2010年4月・歌舞伎座の舞台から。

仔獅子が二人となる演出で、息の合った所作が見どころ。

凛とした美しさの十八世勘三郎の親獅子が先導し、勘太郎(現・勘九郎)と七之助がそれに続く。

間合いも息づかいもぴったりの中村屋ならではの「連獅子」を目に焼きつけておきたい。

新着ブログです、ザキ雑記

2013年3月18日 (月)

通し狂言仮名手本 忠臣蔵 大序・三段目

年末恒例の「仮名手本忠臣蔵」は、竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作による人形浄瑠璃で、寛延元年(1748年)に大坂竹本座で初演、すぐに歌舞伎でも上演され大評判となった。

今月は花形俳優勢揃いの「仮名手本忠臣蔵」6作品を通し放送で届ける。

「大序」は荘重な雰囲気の中、事件の発端を描く場面。

「三段目」は塩冶判官が高師直の罵言雑言に耐えかねて刃傷に及ぶまでの心理描写が見どころ。

尾上菊之助の塩冶判官、中村獅童の桃井若狭之助、そして尾上松緑の高師直という豪華顔合わせで送る。

今月はこのほか「四段目」、「五・六段目」、「七段目」などをオンエア。

心に響く大作を堪能できる。

人々の心に響く名作「忠臣蔵」の名舞台を届ける。

2013年3月 5日 (火)

特選歌舞伎 竜馬がゆく

市川染五郎が竜馬役に挑んだ意欲作、3年がかりの三部作を一挙放送。

2004年の同名TV時代劇で主役の坂本竜馬を演じたのを機に、市川染五郎が司馬遼太郎のベストセラー「竜馬がゆく」の歌舞伎化に挑んだ意欲作。

2007年から3年にわたり上演された三部作を一挙放送する。

黒船の来航後、竜馬が土佐藩から脱藩して勝海舟と出会うまでを描く「立志編」、緊迫した情勢の京都に潜入して薩摩藩の西郷隆盛らと日本の未来を語り、妻おりょうと出会う「風雲編」、そして慶応3年11月15日、奇しくも竜馬の誕生日に起こった暗殺事件に焦点を当てた「最後の一日」。

竜馬が駆け抜けた青春の日々が詰まった名作を堪能しよう。

神明恵和合取組「め組の喧嘩」

浅草三社祭のみこしも舞台に登場、中村勘三郎らの立ち回りが迫力満点に。

浅草三社祭七百年祭を記念して、今年5月に浅草と平成中村座とのコラボが実現。

「平成中村座五月大歌舞伎」で上演され、本物のみこしが舞台に登場する迫力の演出で話題となった一作だ。

ささいなきっかけから起きた鳶と力士のけんかが、やがて大きな抗争に発展していく…。

“め組の喧嘩”と呼ばれた江戸時代の実際の乱闘事件を題材に1890年に初演された“世話物”の代表作は、中村勘三郎の初役となる鳶頭の辰五郎をはじめ、鳶たちの粋な江戸っ子気質が生き生きと描かれるのが魅力。

終盤の力士たちとの立ち回りも大きな見どころだ。

「K」というアニメの話題は、こちらから。

2013年2月22日 (金)

グレート・バリア・リーフ 海の宝石

英BBC制作のネイチャー・ドキュメンタリーを送る「BBC EARTH 2012」。

今回放送の「グレート・バリア・リーフ 海の宝石」では、オーストラリアの東部に広がり、1981年には世界遺産に登録された世界最大のサンゴ礁地帯、グレート・バリア・リーフの魅力に迫る。

無数のサンゴが珍しい海洋動物や魚だちと織り成す生態系は他に類を見ない。

サンゴ礁は波や潮の流れ、気候変動などによって常に変化する。

中には“海の宝石”のごとく夜になると蛍光色に輝く種もあり、見ているだけで心が癒やされるだろう。

このほか、2万6千頭ものウミガメが産卵する映像も見どころだ。

また地球温暖化の影響でサンゴ礁が破壊されている現状も伝える。

サンコ礁を舞台に珍しい動物たちが繰り広げるドラマを届ける。

日記サイトの紹介です、ジイフメモです。

2013年1月 3日 (木)

コクーン歌舞伎『天日坊』

古典歌舞伎の名作に現代的な演出を施し、世に送り出してきたコクーン歌舞伎。

今回は中村勘九郎主演、宮藤官九郎脚本、串田和美演出による斬新な舞台を届ける。

「天日坊」は幕末以来、約150年ぶりの上演という河竹黙阿弥初期の作品。

ある若者が奇妙な運命に操られながら五十三次を旅する物語を、自らのアイデンティティーを問う主人公を軸に再構成。

宮藤ならではのテンポのよい笑いと絶妙な掛け合いが満載の脚本が、孤児であり自身の存在意義を問い続ける青年・法策の多様な自責を紡いでいく。

主演は中村勘九郎、旅の途上で出会う盗賊に中村七之助、中村獅童が扮する。

思いがけず自分の運命を知ることになった法策は“天日坊”を名乗り、やがて途方もない野望を胸に抱く…。

2012年12月29日 (土)

[藤沢周平の世界]小川の辺

義理と人情を描き続けた国民的小説家・藤沢周平が、架空の小藩・海坂藩を舞台にした原作の映画化作品を特集放送。

TV初放送の「小川の辺」は、篠原哲雄監督が東山紀之主演で傑作短編を映画化した感動作。

海坂藩の下級武士・戌井朔之助に、藩政を批判して脱藩した佐久間森衛を討つよう藩命が下る。

しかし、佐久間は自分の妹の夫だった…。

同監督が田中器楽を主演に迎え、過酷な運命に立ち向かう女性の姿を美しい四季とともに描いた「山桜」も放送。

ほかに、北川景子が男顔負けの剣術使いを好演した「花のあと」、藩の政略に巻き込まれる剣豪の悲哀を豊川悦司が熱演した「必死飯島刺し」を。

2012年11月19日 (月)

キューバ国立バレエ団「ドン・キホーテ」

世界的な人気のバレエ作品「ドン・キホーテ」を、情熱的なキューバのダンサーたちが踊ったエキサイティングな舞台を届ける。

元来、華やかな踊りが見どころの「ドン・キホーテ」に、20世紀を代表するプリマとして名を馳せ、キューバ国立バレエの創設者でもあるアリシア・アロンソが新たな振り付けを施し、高度なテクニックを誇るキューバ国立バレエ団の魅力が堪能できるステージとなった。

2006年の世界バレエフェスティバルで超絶技巧を繰り広げ大喝采を浴びた主演のヴィエングセイ・ヴァルデスとロメル・フロメタは、難易度の高いアロンソの振り付けを軽々と踊り、脇を固めるダンサー陣も高い身体能力で鮮やかな技を披露。

技術力に裏打ちされた、熱気と娯楽性に富んだ作品だ。

2012年10月30日 (火)

ダ・ヴィンチ スペシャル

1500年代初頭、レオナルド・ダ・ヴィンチは生涯で最も野心的な作品の1つ、パッツィオ・ベッキオ宮殿の壁画「アンギアーりの戦い」の製作に取りかかったが、途中で断念。

未完成に終わった壁画は後の改修工事で失われたと考えられていた。

しかし調査の結果、その壁の後ろに空洞があり、もう1枚壁があることが明らかに…。

新作「ダ・ヴィンチ幻の傑作」では、幻の傑作を探す作業の一部始終を伝える。

はたして失われた作品が再び我々の前に姿を現す日は来るのだろうか。

そして「都市伝説 超常現象を解明せよ!『ダ・ヴィンチの暗号』」では、世界的なヒットとなった小説「ダ・ヴィンチ・コード」に隠された謎に迫る。

未完成に終わった恢弘は発見されるのだろうか?

2012年10月16日 (火)

菅原伝授手習鑑 道明寺

歌舞伎三大名作の1つ「菅原伝授手習鑑」を大特集。

平安時代の菅原道真失脚事件や天神信仰を題材とした長編で、菅丞相(菅原道真)の姿と、親子の別れ、情愛など周囲の人々のドラマを描き出す。

「道明寺」では、藤原時平の策略により大宰府に流罪となってしまう菅丞相とその命を狙う陰謀、そして丞相の木像が起こす奇跡を描く。

平成22年3月・歌舞伎座で行われた十三代目片岡仁左衛門十七回忌と十四代目守田勘弥三十七回忌の追善公演より。

菅丞相を当代仁左衛門、伯母覚寿を坂東玉三郎が演じ、2人の名優を惚んだ重厚な一幕。

今月はほかに「賀の祝」、「寺子屋」などを放送する。